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失敗しないコルトスナイパーの選び方とおすすめ番手の解説

コルトスナイパーはSHIMANOから発売される大人気のショアジギングなどで利用されるタックルでシリーズとして9機種出ています。9種類もあると多すぎて初心者の方は選ぶのが非常に難しいのではないでしょうか?

この記事を読むことでどれを買えばいいのか迷っているという方の
『どのシリーズが良いの』
『高いからこそ失敗したくない』
『自分に合うロッドを知りたい』
そんな方はぜひ最後まで読んでみてください。


そもそもコルトスナイパーとは?

コルトスナイパーは、シマノ(SHIMANO)が販売するショアジギング用のロッドシリーズです。ショアジギングとは、岸からメタルジグを使って青物や根魚を狙う釣法で、近年人気が高まっています。コルトスナイパーは、そのショアジギングに特化した設計がされており、多くのアングラーから支持を受けています。


コルトスナイパーの特徴

1. 高い操作性

コルトスナイパーは、軽量かつ高反発のブランクスを採用しており、キャスト時の振り抜きが良く、遠投性能が優れています。特に、ジグを遠くまで飛ばしやすく、沖の回遊魚を狙うのに適しています。

また高反発のブランクスでジグをしゃくる時に竿がだるいと言われるスッとまっすぐにならずブレが出るような感覚が少ないのでジグを思い通りに操作することができます。

他にもプラッキング専用の番手やジグ専用の番手など幅広くラインナップされており、自身の釣りスタイルや使いたいルアーがあればバッチリとハマる番手を選べます。


2. 高い強度と耐久性

シマノ独自の技術を採用し、ブランクスの強度を向上させています。青物(ブリ、ヒラマサ、カンパチなど)とのファイトにも耐えられるパワーを持ちながら、ロッドの破損リスクを軽減しています。

ブランクスの強度があることで大物がかかった際にもロッドが折れず、むしろパワーを伝達するので魚を浮かせることができ魚のキャッチ率を向上させてくれます。
これは、釣りは魚をキャッチすることが最終の目標なので最も重要なポイントです。

特にSHIMANOのハイパワーXやナノピッチなどのテクノロジーが使われておりさらにキャッチ率を高めてくれる技術などもあります。


3. 豊富なラインナップ

非常に多くの番手とグレードが存在しており、その番手は2ピースのロッドや3ピースのロッド・パックロッドなども存在しています。
コルトスナイパーシリーズには、以下のようなモデルがあります。
※金額は税別、メーカー小売り希望価格です。

などのバリエーションがあり、初心者から上級者まで幅広く対応しています。

小型の回遊魚を釣りたい!堤防で遊びたい!そのような方から沖磯などのような大物を狙う場面でもコルトスナイパーを利用することができます。


コルトスナイパー機種ごとの特徴とおすすめな人は?

コルトスナイパーBB

このコルトスナイパーBBは入門機(エントリーモデル)として用意されています。
必要な機能としてパワーXが導入されており必要最低限の機能を持っており、手頃に始めるにはこれがおすすめです。

エントリーモデルながらブランクスのパワーも高く操作感も高いのが特徴です。年に数回や数ヶ月に一度のような釣行回数でグレードにこだわりがない方はとりあえずこれを選んでおけば良いと言えるようなハイパフォーマンスなモデル。


コルトスナイパーBB LSJ

LSJ(ライトショアジギング)専用モデルです。
非常に軽いメタルジグを使うことができ20グラム前後が操作しやすいロッドです

こちらも次に出てくるSS LSJモデルと比べて若干のだるさがありますが、同価格帯のロッドと比べるとかなり、パワーを感じられ魚とのファイトにも安心して臨めるモデル。

堤防で釣りをする方
サーフで釣りをする方におすすめの機種です。

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コルトスナイパーSS

非常にコストパフォーマンスに優れた高性能エントリーモデルのロッドです。
ハイパワーXやVホールドグリップなど大型の魚とのファイトに備えたテクノロジーを搭載したモデルなのでエントリーながら大物も狙いたい方にもオススメ!

堤防で釣りをする方やサーフで釣りをする方におすすめです。
さらには、ヒラマサなどとのファイトをする・したい方にもオススメできるエントリーモデル。

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コルトスナイパーSS LSJ

コルトスナイパーシリーズではLSJモデルはSSが最高グレードモデルです。

こちらは現場で使ったことはありませんが、実際に知り合いのタックルを持たせてもらった際にはやはりシャキッとしており、少し硬さや張りを感じられパワーのあるタックルに感じられます。

堤防でのライトショアジギングや磯場での根魚を狙うのがおすすめ。

ちなみに利用している方の意見は根魚を狙う時のタックルとして使っており実際にかけても根に潜られずファイトができるそうです。

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コルトスナイパーXR

筆者が現在もっとも愛用しているおすすめモデル。
コルトスナイパーシリーズは非常に高価で初心者の方にはXRまでのモデルがおすすめです。

パワーと感度がこのモデルからは十分な性能になってきます。
ボトムにつくと手元にドンというような底の感覚が伝わってきます。

青物をかけても安心したファイトができ、ブリ以外にもヒラマサやカンパチなどをあげることができます。

予算に余裕があったり、パワーが高いコスパの高いものが欲しい方はこちらを選ぶのがオススメ
磯場での青物を狙ったり根魚を狙う場合におすすめ

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コルトスナイパーXR MB

コルトスナイパーXRのパックロッドバージョンです。
シマノのパックロッドは非常に優れており、継ぎ手の部分まで綺麗に曲がるので魚とのやり取りで折れるようなことはありません。

しかし、継ぎ手が多い分通常のXRより重くなってしまうので1日使うとXRより疲労感が残ります。

釣り場のおすすめというよりかは、荷物を減らして遠征や出張先などの少し釣りをしたいというような場面でおすすめです。


コルトスナイパーエックスチューン

ショアキャスティングというダイビングペンシルやダイビングポッパー・シンキングペンシルなどプラグを使うこともかなりしやすく
ジグとプラグの両方を操作性が上がったモデルです。

タッチフリーチタンというブランクスにラインが当たらないようにされています。
これにより飛距離を伸ばすことができています。

ブランクスにパワーがあり感度と操作性が高いのが特徴で、GTやマグロ特にキメジというキハダマグロの小型(小型と言いながら4,50kg)を狙う場面でおすすめ
初心者より上級者向けのロッドです。

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コルトスナイパーリミテッド

コルトスナイパーシリーズで最も上位グレードです。
ただグレードが上なだけでなくブランクスにもかなりのパワーがあり、どんなフィールドでどんな魚をかけても安心してやり取りすることができ、コルトスナイパーの中で1番安心して釣りをすることができます。

また、パワーがあるためジグをシャックたりする際にも非常にパワーがありロッドのシャキッとした感じを感じられ操作感も高いロッドです。

こちらもパワーがありふれている印象です。
グリップが非常に長く、V型のグリップやジャーキングをする際に操作性を上げるため脇に挟みやすい形になっています。

GTやマグロなどを狙う際におすすめ
特に五島列島などの沖磯のような非常にでかいものが出るポイントでおすすめ


コルトスナイパーリミテッドビックゲーム

もう、ショアジギングをしっかりやり込んだ方がさらに上の境地に行くロッドと思っていただいて間違いありません。
GTやマグロを狙うような30キロを超えるような大型魚を追いかけるロッドです。
実物を見ましたが、非常に太いのに意外と柔らかさを感じられます。

GTやキハダマグロなどをショアから狙う釣り方にオススメ。ヒラマサの15キロを超えるようなもので険しい磯から狙う時など
初心者向けのロッドではなく上級者の方にオススメ。



コルトスナイパーの選び方

ここからは、実体験に基づいて細かく解説していきます。
コルトスナイパーシリーズはコスパは高いですが、決して安くてすぐに買い換えることができるものではないので、後悔せず長く使うことができるものを選ぶポイントを解説します。

ターゲットの魚種

  • ヒラマサ・カンパチを狙うなら硬めのモデル(MHやHクラス)
    青物は非常にヒキが強く特に、ヒラマサは磯のスプリンターと呼ばれておりさらにそれよりヒキが強いのがカンパチです。

    これらの引きを受け止めれるのがMHほどのパワーがあると安心です。

コルトスナイパーXR以上がオススメ!
パワーと操作感に優れたロッドを使うことで根に潜るのを無理矢理に剥がすことができるブランクスパワーが必要になるのでXRがオススメ

  • ブリなどを狙うなら操作性の高いモデル(Mクラス)
    ブリは青物の中でもヒラマサやカンパチほどは強くなく、むしろ操作性の高いMクラスがおすすめです。

ブリなどは引きが強いですが、BBやSSなどでもやり取りができるので予算を抑えたい方にはぜひBBやSSをオススメします


使用するルアーの重量

ここで紹介するのはルアーの重量は目安なので実際に利用する際には番手の対応するルアーウェイトを確認して対応ウェイト内で利用しましょう。

  • 20g前後のジグならコルトスナイパーSS LSJがおすすめ
    コルトスナイパーはショアジギング用タックルなので軽量のジグは対応していません。
    20g前後のメタルジグならコルトスナイパーSS LSJを選びましょう
  • 40g前後のジグならMクラス
    ロッドの最大ジグウェイトなど書いておりそれに近いものを使うとブランクス(竿本体)に負荷がかかりしゃくりにくくなります。
  • 60g以上のジグならMH〜Hクラス
    かなりロッド自体のパワーもあり大物を狙えるタックルです。
    タックルも重くなってくるのでロッドの長さなどもみる必要が出てきます。
    長さについては次にまとめています。

釣り場の環境

  • サーフや磯では長めのロッド(10ft以上)
    サーフでは遠投をする
    磯では根をかわしたり、水辺から少し離れて釣りをする
    上記の理由から10フィートを超えるロッドがおすすめです。ジグをしゃくるのがきつい場合は9フィート代を使うこともあります。
     (筆者はコルトスナイパーXRS96Mなど少し短めを使っています。)
  • 堤防や港湾では取り回しの良いロッド(9ft前後)
    周りに人がいたり、船などあるのでキャスティングの精度を求められる場面もあるので短い方が取り回しもよく利用できます。

初心者向けのロッドは結局何を買えばいいの?

結論 少しでも安くて本格的に始めたい場合はSS一択!

なぜ、SSが一択かというと正直BBを買うより数千円だすことでSSが買えるので必要最低限からVホールドグリップなどより大物をかけることのできるモデルなので長く利用していくことができます。

また、このタックルはBBと比べてパワーがあるのが特徴です。
初心者の方でよくあるのが思っていた以上に魚の引きが強くて主導権を握られてしまい巻き上げられずに切られてしまうことがあります。

実際これは、筆者の友人がそうでシーバスタックルを使ってLSJを始めたら40センチほどのぶり主導権を握られてしまいラインを切られてしまいました。
せっかくなら釣り上げたいですよね。

なので初心者の方はパワーのあるロッドで魚に主導権を取られずにやり取りをしやすいタックルを選ぶのが重要です。

一本めのロッドして使うならS96Mがおすすめ!

S96Mに合わせるのは4000番がおすすめ


予算に少し余裕がある場合のおすすめは絶対にこれ!コルトスナイパーXR

筆者は、SSを利用し別でXRを購入しましたが感度とパワーが別物でした。
グリップはSSのV型の方がファイトはしやすい印象ですが、気になる範囲ではありませんでした。

実際にコルトスナイパーXR S96Mで釣れたぶりです。ロッドも一緒に撮っておけばよかったと後悔…

60センチほどの青物は抜きあげてぶら下げたまま少し移動しました問題なくパワーを感じられました。
かけた魚を必ず取りたい!という方にはおすすめの1本です。
特に40グラム前後から60グラムまで操作ができ非常に広い釣り場で利用ができるコルトスナイパーXR S96Mがおすすめ!

個人的には、リールはS96Mに合わせるなら5000番ほどのリールがおすすめ。
筆者は実際にメインで使うタックルは24ツインパワーC5000番にPE2号か3号を巻いています。

しかしリールについては、4000番でも代用可能です。
詳細は下記の記事を参考に選んでみてください!

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コルトスナイパーシリーズについてのまとめ

コルトスナイパーは、ショアジギングを楽しむために最適なロッドで、初心者から上級者まで満足できる仕様になっています。どのモデルを選ぶかは、ターゲットの魚種や釣り場、使用するルアーの種類に応じて決めるとよいでしょう。これからショアジギングを始める方にもおすすめの一本です!

ブリが主なフィールドなら
コルトスナイパー BB SS XRで予算の合う範囲の物を選びましょう。
カンパチやヒラマサを狙う場合は、
コルトスナイパー XR以上がおすすめです。


もちろん、SSやBBでもキャッチはできますが安心してファイトができることや初心者の方でも魚とやり取りができるという意味でXRは必要になります。

リミテッドなどは、さらに大物を狙うような場合におすすめです。
10kgを超える青物やマグロ・GTと呼ばれるジャイアントトレバリーなど
ぜひ、この記事を参考にしてみなさん