ショアジギングを始めるにあたり、適切なタックル選びは非常に重要です。ロッドやリール、ライン、ルアーの組み合わせ次第で釣果が大きく変わります。本記事では、初心者にも分かりやすく「ショアジギング タックル選び方」について詳しく解説します。
ショアジギングの基本タックル構成
ショアジギングのタックルは、主に以下の4つで構成されます。
- ロッド(竿)
- リール(スピニングリール推奨)
- ライン(PEライン+リーダー)
- ルアー(メタルジグ・プラグなど)
これらのタックルをフィールドやターゲットに合わせて選ぶことで、快適な釣りが可能になります。
1. ショアジギング ロッドの選び方
ロッドは、キャストの飛距離やルアーの操作性に影響を与える重要なアイテムです。
ロッドの長さ
- 8ft~9ft:操作性が良く、堤防や港湾での釣りに最適
- 9ft~10ft:バランスが良く、初心者にもおすすめ
- 10ft~11ft:遠投性能が高く、サーフや磯で有利
ロッドの硬さ(パワー)
- ML(ミディアムライト):20g~40gのルアー向け。小型青物やシーバスに適している。
- M(ミディアム):30g~60gのルアー対応。初心者におすすめ。
- MH(ミディアムヘビー):40g~80gのルアー向け。大型青物狙いに最適。
- H(ヘビー):60g以上のルアーを扱う上級者向け。
おすすめのロッド
- 初心者向け:シマノ コルトスナイパーBB S100M
- 中級者向け:シマノ コルトスナイパーXR S100MH
- 上級者向け:ダイワ ショアスパルタン スタンダード100HH
2. ショアジギング リールの選び方
ショアジギングでは、大型の魚とのファイトに耐えられるスピニングリールを使用します。
リールのサイズ(番手)
- 4000番:ライトショアジギング向け(PE1.2~1.5号)
- 5000番:汎用性が高く、初心者に最適(PE1.5~2号)
- 6000番以上:大物狙い向け(PE2~3号)
ギア比の選び方
- ノーマルギア(PG):巻き上げが安定し、疲れにくい
- ハイギア(HG/XG):回収が速く、回遊魚狙いに向いている
おすすめのリール
予算を出せる場合:シマノステラSW6000番
予算を抑えたい場合:ストラディックSW6000番
PEラインをメーター以上巻くことが前提なので大型番手を利用します。
太いラインを使う場合はさらにリールの番手を上げましょう。
3. ショアジギング ラインの選び方
ショアジギングでは、
主にPEラインを使用しショックリーダーをつけます。
ラインの太さ(号数)
- PE1.2号~1.5号:ライトショアジギング向け(小型青物)
- PE1.5号~2号:初心者におすすめ(汎用性が高い)
- PE2号~3号:大物狙い向け(ブリ・カンパチ・ヒラマサ)
ショックリーダーの選び方
- フロロカーボン 25lb~40lb(根ズレ対策)
- ナイロンリーダー 20lb~30lb(ショック吸収力が高い)
おすすめのライン・リーダー
- ライン
シマノ ピットブル 8本編み PE2号

- リーダー
バリバス オーシャンレコード 30lb

4. ショアジギング ルアーの選び方
ショアジギングで使用するルアーは、ターゲットやフィールドに合わせて選ぶ必要があります。
メタルジグの重さの目安
- 堤防・港湾:20g~40g
- サーフ:30g~50g(遠投向け)
- 磯:50g~80g(潮流が速い場所向け)
ルアーの種類
- メタルジグ:オールラウンドに使える
- ミノー・シンキングペンシル:ベイトフィッシュが多いエリアで有効
- トップウォータープラグ:ナブラが発生しているときに活躍
おすすめルアー
- メタルジグ:メジャークラフト ジグパラ 40g
- ミノー:ブルーブルー スカーナッシュ120
- トップウォーター:ジャクソン 飛びキング 105HS
ルアーに関しては詳しくまとめた入門記事を作成したのでぜひ読んでみてください。
まとめ
ショアジギングのタックル選びは、ターゲットやフィールドによって変わります。
✅ 初心者は9ft~10ftのミディアムパワーロッド&5000番リールが最適!
✅ PE1.5号~2号+フロロリーダー30lbでバランスの良いセッティング!
✅ メタルジグは30g~60gを中心に用意し、状況に応じてルアーを使い分ける!
適切なタックルを選んで、ショアジギングを存分に楽しみましょう!