夜釣りの始め方!夜釣りのタックルと仕掛けを徹底解説!

実は初心者の方でも簡単に
日中とは違う魚を狙うことができたり
警戒心が高くて釣れにくいフィールドでも釣ることができたり
また大物を数釣ることが出来たりと
初心者の方にもおすすめの釣り方なのですが、

実際にやってみるにも
『何から始めたらいいかわからない』
『どんな仕掛けで釣りをしたら良いかわからない』
『どんな釣り方をすればいいの?』
など悩みはたくさんあると思います。
そこでこの記事を読むことで
夜釣りをこれから始めてみたいと考えている方の悩みを1つずつ解消していきます。ぜひ参考にして
夜釣りを快適に楽しく始めてみてください

筆者について
5歳の時に釣りをやり始めてかれこれ20年が経過し多くの釣りを経験してきました。そこで得た知識や見解をこの記事では夜釣りにフォーカスして徹底解説していきます。

夜釣りの魅力とは?

夜は大物を釣り上げるチャンスタイム

昼間には多くの魚が活動しており、餌やルアーを入れると数の多い小魚(ベイト)が集まってしまい
大物がいても先に小魚が食ってしまうことがあります。
また、警戒心が高く沖の深いところに潜む魚が夜になると安心して浅場に寄ってきたり夜行性の魚を狙うことができたりと大物と出会うチャンスタイムなのです。


昼間には釣れない(釣れにくい)魚を狙うことができる

実は魚にも夜行性もしくは夜に活発になる魚が多く存在し
夜行性の魚は大型のものであることが多くあります。

また、昼間には釣り人が多く警戒心が高い場所もあるので夜に釣りをすることで普段は出会えない魚に出会うチャンスです。


人が少ないのでのんびり釣りを楽しめる

多くの釣り人は、『朝マヅメ』『夕マヅメ』などの朝方や夕方を狙うことが多く昼間と夜間は人が少なくなります。
そんな夜だからこそ普段以上にのんびりと周りを気にせずに釣りをすることができます。


普段出会えない大型の魚や魚種を狙うことができるチャンスタイム!
また人が少なく夜の海を眺めることができるのが夜釣りの魅力です

夜釣りはどんな釣り方があるの?

夜釣りは昼間と違うのは、圧倒的に暗く昼と同じ釣り方だと魚に認知されず全く釣れなくなってしまうのも事実です。

それでは夜釣りはどのような釣り方があるのでしょうか?

ナイトシーバス釣り

夜釣りでは圧倒的な人気を誇るナイトシーバス!
シーバスは日中にも活発に捕食活動を行いますが、夜釣りでも狙うことができます。
強烈な引きとかけた後の暴れてエラ洗いをする感覚が多くの釣り人を魅了する釣りで、常夜灯の周りや河川や河口に多く寄り付き狙うことができます。

特に常夜灯がある場所はアジなどの小型回遊魚が集まりそれを捕食しに来るシーバスを狙うことができます。多くの釣り人が狙うので警戒心が高くなっていますが、夜釣りではランカーサイズと呼ばれる大型のシーバスを釣り上げるチャンスです。

ナイトシーバスのタックルと仕掛け

仕掛けも非常にシンプルで
シーバスタックルにルアーをつけるだけという手軽なもの。
シーバスでは多くのルアーを扱うのでロッドの硬さやリールの番手は扱うルアーの大きさによって選ぶようにし、ルアーは蓄光(グロー)のものかケミホタルなどを使うルアーを用意すると釣果を得やすくなります。

他にも、水温が高い春から秋までの季節ならトップウォーターなどでも夜は狙うことができます。

夜は常夜灯などを狙い
ルアーも蓄光(グロー)系のものがオススメ!
ランカーシーバスを狙うことができる


アジング・メバリング

この釣り方は小型のプラグやジグヘッドにワームをつけたジグ単と呼ばれるルアーを使いアジやメバルを狙った釣りです。
漁港などの常夜灯に多く集まり数釣りをすることが狙えます。
また、尺アジなどのような比較的大型なアジを狙うことができるのも特徴です。

漁港などで釣りをできるので足場もよく手軽にできることから人気のある釣り方です。

アジング・メバリングのタックルと仕掛け

この釣りでは小型のプラグやワームを利用します。
人気な釣法なこともあり多くのメーカーから専用ロッドが発売されており非常に繊細で軽量なロッドが利用されています。

5から6フィート程度の海釣りではかなり短いロッドを利用して釣りを行います。

狙うポイントとしては漁港や堤防の常夜灯などがあるポイントがオススメです。

手軽にできる釣り方で数釣りをしたい方などにオススメ!
さらにしっかりとやり込むとジグヘッドの形や動かし方で
釣果も変わる奥の深い釣りでもあります。


サビキ釣り

夜間のサビキ釣りも人気な釣り方の一つです。
サビキ釣りは日本で作られた釣り方で、1本のハリスから複数の針がついた仕掛けで狙う餌釣りで
アジなどの小型回遊魚を狙います。

あじはプランクトンを捕食しており、餌にはオキアミと呼ばれるエビのような形をしたプランクトンを利用して釣りを行います。餌釣りなのでルアーを使う釣りなどよりは手が汚れてしまったり餌を用意したりと手軽には行いにくいのがデメリットですが、
『釣りで釣れたことがない』というような方を釣れて行っても釣果を狙えるので初心者の方でも始めやすい釣り方です。

サビキ釣りのタックルと仕掛け

サビキ釣りでは磯竿と呼ばれる種類のロッドを利用します。
磯竿は非常に低価格なものから高価格帯のものまであり迷いますが、最初は低価格のものから始めていただければ問題ありません。

今後いろんな釣りをしてみたい!という方は最初から1万円程度のものを購入しておくと後悔せずに利用し続けることができると思います。

仕掛けは、市販品のものを利用して蓄光のものと通常のものを用意して釣り場に向かうと、その日によって魚の反応が違うので仕掛けを合わせて釣りをすることができます。

小型の回遊魚などを数釣りできるので持ち帰って食べて楽しむこともできるので魚を食べることが好きな方にもオススメ!
また餌釣りの中でも魚を狙いやすい釣り方なので初めて釣りをする!という場合などには一度やってみてはいかがでしょうか?


ちょい投げ釣り

少し投げてウキを見て釣りをする釣り方でこの釣りは針に餌をつけて狙うため様々な魚を狙うことができます。

エサの種類狙える魚
ゴカイシーバス
クロダイ
アナゴ
カサゴ
メバル
など
オキアミアジ
メバル
クロダイ
メジナ
マダイ

餌を変えることで上記の表の通り多くの魚を狙うことができます。

ちょい投げ釣りのタックルと仕掛け

ちょい投げ釣りで使うタックルは磯竿と天秤しかけと呼ばれる仕掛けを利用して釣りを行います。
また、この釣りでは小型の魚から中型の魚場合によっては大型の魚も釣れるため、パワーのある竿を選ぶことをオススメします。

仕掛けはフィールドに合わせて天秤オモリの重さを変更しますが、その先に針を結ぶだけの非常にシンプルなしかけです。

少し投げたらあとは待つだけ!竿先にはケミホタルというケミカルライトをつけておくとあたりがわかりやすく夜釣りを行う際にはつけるようにしましょう。

シンプルな仕掛けで餌を変えることで狙える魚が代わり1つの仕掛けでもいろんな魚種を狙えるのが魅力の釣り方
餌釣りでもサビキほどは釣れにくいですが餌を使うのでルアー釣りよりは釣果を狙うことができます。
まったりとした釣りをしたいけど大型のものを狙いたい方にオススメ


圧倒的な大物を狙える!ぶっ込み釣り

ぶっ込み釣りとは、アジやイカなどの餌を切り身かマル掛けという1匹まるまる刺して釣り餌にする釣り方で、ちょい投げ釣りより大型の魚を狙う釣り方です。

この釣りでは磯場や沖堤防などの潮通しの良いポイントで餌を投げて待つだけという釣り方はシンプルなのが特徴

狙える魚は、クエやタマン(ハマフエフキ)・エイ・サメなどの高級魚や大型の魚を狙うことができる釣りです。

ぶっ込み釣りのタックルと仕掛け

全遊動仕掛けという細いホースにオモリをつけて中にラインを通してラインの先端に直接針を結ぶシンプルな仕掛けで、全遊動にすることで魚がオモリに違和感なく食いつき針をかけやすくします。

大型の魚を狙う場合はロッドも強いモデルで8から10号程度の磯竿を利用するのがオススメ!
ラインも非常に太く14号(56ポンド)以上を使うような釣り方になります。

本格的に夜釣りをしたい!大物を狙いたい!そんな方におすすめの釣りですが、道具を揃えないと危険な釣り方。しっかり道具を揃えて最初は魚を釣る!を目標に徐々にステップアップして挑戦するのがオススメ


夜釣りの注意点

落水の危険性

夜釣りは通常時より視界が悪く、堤防なども踏み外したりよそ見をするとそのまま水面に落下します。
注意していてもライトなどなくては真っ暗なため落水の危険性がつきまといます。

また、落ちてしまった場合昼間だとどこから上がることができるのか見通すことができますが夜間はそこまで視界が効かないため、上がる場所を見つけるのも苦労します。

できる限り夜釣りに出向く際には複数名で行動するようにしましょう

夜釣りをするにあたりライフジャケットヘッドライトは必ず用意するようにしましょう。
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毒を持つ魚・鋭いエラやヒレに注意

夜釣りでは意外と毒を持つ魚が釣れることがあります。
日中の釣りでは水面下から水面に持ち上げたタイミングで魚は見えており、毒を持つ魚かどうか判断できる場合がありますが初心者の方だと暗いとさらに判断できずキャッチする際に触ってしまったり

鋭いエラヒレに気づかずに怪我をしてしまう可能性もあります。

触る前にネットに入れてランディングしたり、フィッシュグリップ(フィッシュグリッパー)などを利用するようにしましょう。

ランディングネットのオススメ

ランディングネットは足場の高いフィールドで、水面から魚をネットで掬い上げる際に利用したり
逃がす際に魚をネットに入れて水面で優しくリリースすることができます。

また、よく暴れるような魚を安全に陸に上げる方法でも利用できます。
魚の大きさによってネットを使うか判断し
アジやメバルのような魚であれば抜きあげることができますが、
クロダイやシーバスのような魚は大きさによっては抜きあげることができないため
ネットを使い確実にキャッチしましょう

このプロックスのランディングネットは他社のものと比べてコスパが良く使えるので初心者の方やまだ持っていない方に非常におすすめです。
高価なものと比べると重たいのがデメリットですが、 ネットの重量としては装備全体に与える影響は少なく釣り場で常に持ち運ぶものではなく釣れた時に手が届く範囲に置いておくものなので影響は多くの方にとってないと言えます。

最初はコスパに優れるものを選ぶのがおすすめ!


フィッシュグリップのおすすめ

フィッシュグリップは魚の口を挟み込み持ち上げるツールで
海の魚は肉食魚が多く、口の力も強いため指を口に入れるの非常に危険です。
安全に魚を持つためにもフィッシュグリップは用意しておきましょう。

ダイワフィッシュグリップVは動きがスムーズで魚のキャッチのしやすさなどを含めて
コスパに優れ、他社のものでは1万円を超えるものなども存在するため最初の1本目のフィッシュグリップとしては充分なスペックを兼ね備えています。

ダイワ(DAIWA)
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フィッシュグリッパーのおすすめ

フィッシュグリッパーはトングのような形状をし、小型の魚を安全に魚にもダメージを与えずに掴むことができるツールで、あじのゼイゴやメバルの背ヒレ・ミノカサゴなど小型の魚には危険も潜みます。

なのでフィッシュグリッパーを使うのがオススメ!

他にも、魚を触らないので余計なダメージを与えずリリースできたりより新鮮に魚を持ち帰ることができます。
手も汚れずに使えるので帰りの支度がしやすいメリットもあります。

高価なものではなく安価なもので充分なのでとりあえず1本は持って釣り場に向かうようにしましょう。
この第一精工のフィッシュグリッパーは非常にコスパよく動きもスムーズでカラビナが最初からついているので、持ち運びがしやすいのが特徴です。

コスパに優れながら長く使い続けることができるので安価なものをお探しの方におすすめ!


近所と周りの釣り人への配慮

近くに住宅などある場合や周りにも夜釣りをしている方がいる場合は、より一層静かにする必要性やライトをそちらに向けないようにする必要があります。

ライトを水面に向けると魚が驚いて逃げてしまったり
近所の方の睡眠を妨害してトラブルになってしまったり
駐車禁止の場所に停めていたりと
トラブルになる可能性は様々あります。

夜釣りをされる方はマナーとモラルには注意していただき
トラブルを起こさず巻き込まれないように注意して釣りを行いましょう。

夜釣りのまとめ

夜釣りと1口にいっても多くの釣り方がありここで紹介したのは、ほんの一部にすぎません。
まずは、王道な釣り方をチャレンジしてその釣りを極めてみてはいかがでしょうか?

紹介した注意点も含めて、安全に事故やトラブルがないように釣りをしましょう。

夜釣りについて他にも知りたい方はこの記事も参考にしてみてください。