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車中泊におすすめ!ポータブルバッテリーの選び方とおすすめ10選

車中泊をする際に、自分でご当地の品物を使って料理を作ったりモバイル式の冷蔵庫をつかったり
と何かと電気を使いたい場面・必要な場面があるのではないでしょうか?

家やホテルなどと違って車内だと自由に電気が使えないからこそ車中泊の悩みの1つです。
そこで活躍するのがポータブルバッテリー(ポータブル電源)です。

この記事を読むことで、
ポータブルバッテリーが必要な理由
選び方
容量ごとにおすすめのポータブルバッテリー
を知ることができます。

最後までぜひご覧ください!

車中泊にはなぜポータブルバッテリーが必要?

車中泊は車内で寝泊まりをするので、現代社会において必需品になっている家電
電気ケトルやドライヤー・ホットクッカーなども利用することができるので
料理をしたりする際やスマホの充電・夜間の照明などにも利用するための電源として今や必須の装備です。
これは冒頭でも触れた家電を利用する機会が増え、車中泊をより楽しく快適に過ごすことを考えるとポータブルバッテリーは必須になります。

なくても過ごせるかというと、もちろん過ごすことは可能ですが
コンセントで稼働する家電は利用ができなくなり
冬の車中泊では電気毛布やヒーター
夏の車中泊では扇風機などを利用できないため、条件がキツくなり快適性を損なうことになります。

ポータブルバッテリー選び3つのポイント

ポータブルバッテリーにもいろいろな機能が搭載されており、見た目やメーカーだけではなく性能から選ぶこともできます。ここでは、どのような機能があるのかなど選ぶ際に重要なポイントについて紹介をしていきます。

バッテリー容量(どのくらいの時間利用できるのか?)

バッテリー容量は非常に重要な要素です。
いろいろな家電が利用できても、容量が足りず満足に利用できなかったりすぐに充電が終わってしまうと意味がありません。

なので大容量のポータブルバッテリーを選ぶ必要があります。
しかし大きすぎるものはかえって荷物になってしまったりします。自分の利用したい容量に合わせて選びましょう。

自分の利用したい容量は
それぞれの製品ごとに利用できる時間や充電できる回数が書かれているので
そちらを参考にしてみてください

定格出力(利用したい家電に必要なワット数があるのか)

定格出力とは、
その家電が決められた条件下で継続して出力できる能力のことです。

ポータブルバッテリーで家電を動かす際にはこの定格出力の範囲内で行う必要があり、
利用したい家電は何Wの家電なのかによって必要になる定格出力が変わります。

用途家電製品消費電力の目安備考
暖房・冷房電気毛布50~80Wシングルサイズ
小型電気ヒーター300~600W消費電力が激しいので
短時間での使用がおすすめ
ポータブルクーラー150~350W機種ごとに大きく異なるので要注意
調理関係IHクッキングヒーター500~1500Wシングル(1口)
電気ケトル900~1200W
車載用冷温庫
冷蔵庫
30~60W
デジタル機器スマホの充電5~30W
ノートパソコンの充電30~100W
照明LEDランタン照明5~15W充電式のものが主流。
その他ヘアドライヤー600W~1200W
小型扇風機5~20W

上記の通りが目安のワット数で同時に利用したいものをこれらを参考にして確認してみてください。


より便利に使える機能性をチェック

ポータブルバッテリーは大きく重たいものが多く
軽量性を求めても他のガジェットよりかさばるのは確実です。
そこで持ち運びを便利なものを選んだり、連泊する人はポータブルバッテリーの充電について考える必要があります。

他にも利用する出力口が複数個あることや走行中に充電ができるのかなど、自分に必要な機能やこんな機能が欲しいなども考慮して選びましょう。

機能
走行充電走行中にシガーソケットなどから充電が可能
ソーラー充電ソーラーパネルを利用して充電が可能
急速充電ACに接続することで急速充電が可能
パススルー充電充電中でも他の機器に使用が可能
USB-C出力口USB-Cは現在かなり広く普及した接続口
ケーブルを統一できるので荷物を減らせる
ACやUSB-Cなどの複数タイプの出力口複数タイプの出力口があることで同時に複数の機器を動かすことが可能になります。
LEDライト搭載手元の作業などに便利
ジャンプスターター機能車のバッテリー上がりなどに利用ができ
アウトドアのシーンでは万が一に活躍する
専用アプリアプリで各種管理が可能

防水性や防塵性もチェックしておこう!

水に濡らしたり埃が被るような環境では、それらがかからないようにするのが基本ですが
万が一濡らしたり埃を被った場合、ショートしたり感電したり・場合によってはそのまま車両火災になり兼ねません。

そのため、車内でも水をこぼしたりするリスクを踏まえて防水性能があるのかどうかもチェックしておくことをお勧めします。


ポータブルバッテリーのおすすめ

ここまで紹介した選び方のポイントを踏まえて
自分の利用環境でどのようなものがいいのかおすすめ機種の中から条件が合いそうなものを探してみましょう

小型モデルのポータブルバッテリー

小型のポータブルバッテリーは、持ち運び性に優れており荷物もかさばらないので使い勝手が非常にいいのが特徴です。
しかし、定格出力が低いので家電を使いたい際には利用ができないことがあるので要注意です。

小型モデルは
車中泊をするけど食事は外食やコンビニなどの弁当を売っているところで食べる方
家電を使う用事はない車中泊をする方
パソコンやスマホを充電する端末として
防災用に
という方におすすめ!

がっつり車中泊をして家電を使ったり
大人数でのキャンプなど
定格出力が高いものが必要な方にはあまりオススメできません。

Anker SolixC200DC

Ankerから発売されるポータブルバッテリーでSolixシリーズというものがありますが、
そのシリーズで最小最軽量モデルです。
ポータブルバッテリーの中でも非常に軽量でありながら出力は
200W出力が可能なので、小型の家電なら十分な電力を得ることができます。

また、Ankerは充電系のガジェットなどで広いシェアを獲得しており信頼できるメーカーでもあり
同じガジェットメーカーで揃えたいという方にもマッチするのが特徴です。

大きさと容量に対して安価な製品で品質がしっかりしているためオススメです!

項目スペック
大きさ高さ 20cm
横  12.4cm
奥行 12cm
重さ約2.8kg
バッテリー容量288Wh
合計最大出力300W
充電方式USB-C     (140W 1.7時間)
ソーラーパネル (100W 3.2時間)
シガーソケット (3.2時間)
充電時間最短1.5時間(USB-C 140W)
ポート数7ポート
USB-C 140W 2ポート
USB-C 100W 1ポート
USB-C 15W  1ポート
USB-A 12W  2ポート
カーソケット 120W 1ポート
機能アプリで連携可能
パススルー可能

JVCケンウッド JVC BN-RB37-CA

JVCは音響などで有名なメーカーです。
小型ながら充分な容量と定格出力を誇ります。

重量が3.6kgとややコンパクトな割に重くなりますが、容量が365Kwhもあるので
様々な家電を使ってもかなり余力が残ります。
車中泊ではライトや扇風機・電気毛布などを使うという方ならこのくらいの容量があると安心です。

容量が多く安心して利用できる一方で、USB-Cが普及している現在
こちらのポートがUSB-AだったりDCがついているので不便に感じることもあるので注意が必要です。

項目スペック
大きさ高さ 16.8cm
横  23.1cm
奥行 13.4cm
重さ約3.6kg
バッテリー容量375Wh
合計最大出力200W
充電方式ACアダプター  約12.5時間 
シガーアダプター 約12.5時間
ソーラーパネル  最短6時間
充電時間最短6時間 ソーラーパネル使用時
ポート数4ポート
USB-A 2ポート
AC   1ポート
DC   1ポート
(シガーソケット)
機能ハンドル付き
ディスプレイ付き

Jackery (ジャクリ) ポータブル電源 240

ポータブル電源としては非常に高速な1時間で充電ができる緊急充電モードを搭載し、
災害時の備えとしても非常に役にたつポータブルバッテリーです。

また、災害やキャンプを想定しており、
高さ90センチ程度の高さから落としても3回は問題なく稼働します。
90センチの高さに基本的には置くことがない家電で使われる場面は床やテーブルに置いて使い
重さがありずっしりしているのでこの耐久性があれば車中泊では全く壊れる心配がありません。

重量は3.6kgと同容量程度のモデルに対しては重く感じられますが、サイズは他のモデルよりコンパクトなのも特徴です。
しかし重くても車中泊で利用する分には持ち運ぶことが少ないので全く問題がなく、それよりサイズが小さいので車内という限られた空間でも使い勝手が良いのが特徴です。

項目スペック
大きさ高さ cm
横  cm
奥行 cm
重さ約3.6kg
バッテリー容量375Wh
合計最大出力300W
充電方式AC充電
ソーラーパネル充電
充電時間AC高速充電  2時間
AC緊急充電  1時間
ソーラーパネル 3.3時間
ポート数6ポート
USB-C 2ポート
UDB-A 1ポート
シガーソケット 1ポート
DCソケット 1ポート
AC出力 1ポート
機能LEDディスプレー
LEDライト
緊急充電
パススルー
PD急速充電対応

中型モデルのポータブルバッテリー

ここでは700wh程度から1000wh程度のものを紹介します。
少し家電を使ったりすることを想定する場合はこちらの大きさを選ぶことが増え、1泊の際に
家電を使う場面で活躍するようになります。

しかし、コンパクト性や金額を気にすると中型モデルですが大型モデルほどは家電が使えず、小型モデルよりは大きく重くなります。

Jackery 500

Jackeryのポータブルバッテリーで出ている容量が中型のモデルです。
小型モデルと比べると重くなりますが、よりコンパクトながらハイスペック大容量が欲しい方にはうってつけのモデルです。

項目スペック
大きさ高さ 20.5cm
横  31cm
奥行 20.5cm
重さ5.7kg
バッテリー容量512Kwh
合計最大出力500W
充電方式AC充電
充電時間AC充電1.3時間
カーチャージャー 最速6時間
ソーラーパネル 3.3時間
ポート数ACコンセント 2ポート
DCカーポート 1ポート
USB-C 2ポート
UDB-A 1ポート
機能雷サージ

Anker Solix C800

充電器などで人気のアンカーから発売されるSolixシリーズの中型モデル。
人気メーカーなこともあり、多くの方が利用して口コミを書いているので安心して購入することができます。
実際、購入する場合にはアンカー製品と揃えることもできるので所有欲も満たせて防災にも備えることができるのでおすすめのメーカー。

項目スペック
大きさ高さ 24.9cm
横  37.1cm
奥行 cm
重さ10.5kg
バッテリー容量786Wh
合計最大出力1200w 定格
充電方式ACコンセント(最速)
シガーソケット
ソーラーパネル
充電時間最短58分
ポート数USB-C 2ポート
USB-A 2ポート
カーソケット 1ポート
ACコンセント 5ポート
機能パススルー
大画面ディスプレイ
アプリ対応
ケーブルなどの小物収納
大型LEDライト
専用防水バック別売り

通常ポータブルバッテリーは防水性が高いモデルは少なく
雨などの場合に苦労することがあります。
しかし、アンカーSolix C800には専用の防塵&防水バックが別売りで用意することができます。
これで安心してポータブルバッテリーを利用することができます。


大型モデルのポータブルバッテリー

大型モデルになると大容量で大きな筐体に金額も高価になってきます。

複数人での利用や家電などを使い本格的にアウトドアに日常の家電を利用することができるようになり、季節を問わず快適に過ごすことができるようにしてくれる容量を兼ね備えたモデルです。

DJI Power 1000V2

DJIはカメラやドローンで有名なメーカーでドローンなど充電が必要なものを即座に充電ができるなど同社製品との互換性がよく作られています。

DJI製品を利用している方にとっては非常におすすめな1台です。

項目スペック
大きさ高さ 23cm
横  44.8cm
奥行 22.5cm
重さ14.14kg
バッテリー容量1024Wh
合計最大出力2600W
充電方式AC充電
ソーラー充電
車から600W ソーラーパネルから1200W合計
1800Wの超急速車内充電コンボ
充電時間最短 56分
ポート数AC出力ポート  4ポート
SDCポート   1ポート
SDC Liteポート 1ポート
USB-A      2ポート
USB-C      2ポート
機能26dbと高い静音性
DJIドローン用急速充電

Anker Solix C1000

先に紹介したAnker Solixシリーズの大型モデル C1000
充電器などの家電を得意とするメーカーなだけあり、充電関係では高いパフォーマンスを発揮しながら
駆動音も30db未満と夜間でも気にせず利用することができる優れた一台です。

また、こちらのモデルは他のポータブルバッテリーと比べて非常にコンパクトなのが特徴です。
車中泊などでは特に荷物が多すぎて寝られない・狭いなどのようなことがないように
荷物は小さければ小さいほどいいのです。

項目スペック
大きさ高さ 26.7cm
横  37.6cm
奥行 20.5cm
重さ12.9kg
バッテリー容量1024Wh
合計最大出力定格出力1,500W
消費電力2,000W
充電方式AC充電
ソーラーパネル充電
シガーソケット充電
充電時間最速54分(専用アプリで設定時)
ポート数ACポート 6ポート
USB-Cポート 2ポート
USB-Aポート 2ポート
シガーソケット 1ポート
機能専用アプリ
別売り防水バック
温度モニタリング

専用の別売り防水バック
同時に用意することで傷や雨・故障から保護することができるので
この価格帯のものを購入するのであれば同時に用意するのがおすすめ!


Jackery 1500

ポータブルバッテリーは災害時の備えや車中泊・アウトドアなどの様々な方法で活躍しますが、
こちらのモデルはパススルー機能を搭載し
ACからの電源が切れても0.01秒以内にポータブルバッテリーから給電を行うので
デスクトップPCやコンピューター関係のバックアップ電源として利用が可能です。

パススルー機能も搭載しているので、充電を単体で行わなくてもバックアップ電源兼ポータブルバッテリーとして活用することができるのが特徴です。

項目スペック
大きさ高さ 24.2cm
横  33cm
奥行 22.1cm
重さ14.5kg
バッテリー容量1,536Wh
合計最大出力定格出力2,000W
瞬間最大4,000W
充電方式AC充電
ソーラーパネル充電
AC &ソーラー充電
シガーソケット充電
ドライブチャージャー
充電時間最速1.3時間
ポート数ACポート 3ポート
USB-C 2ポート
シガーソケット 1ポート
USB-A 1ポート
機能温度保護
専用アプリ
UPS(停電後すぐに切り替わる機能)

超大型モデルのポータブルバッテリー

ここまで紹介してきたモデルは、車中泊でも活躍するであろうコンパクトながらも大容量なモデルを紹介してきましたが今回は、超大型モデルも紹介します。

Jackery 2000

ここまで何度か紹介してきましたが、Jackeryから発売される超大型モデル。
しかし、大型ながら主流モデルと比較するとサイズはメーカー発表で約40%コンパクトに
重さも約34%も軽量されており、
車中泊では欠かせない、コンパクトモデルとなっています。

項目スペック
大きさ高さ 29.2cm
横  33.5cm
奥行 26.4cm
重さ17.9kg
バッテリー容量2,000Wh
合計最大出力定格出力2,200W
充電方式AC充電
ソーラーパネル充電
AC &ソーラー充電
シガーソケット充電
ドライブチャージャー
充電時間最速1.7時間
ポート数ACポート 3ポート
USB-C 2ポート
シガーソケット 1ポート
USB-A 1ポート
機能温度保護
専用アプリ
UPS(停電後すぐに切り替わる機能)

DJI Power 2000

パワーに優れ、容量もかなりしっかりあるのでアウトドアだけではなくインパクトドライバーや丸鋸などのような工具も使うことができ、日常の中でも利用することができる優れたモデルです。

また、DJIから発売されているのでドローンやカメラなどすでにDJIをお使いの方はさらに恩恵を受けることができます。

項目スペック
大きさ高さ 32.4cm
横  44.8cm
奥行 22.5cm
重さ22kg
バッテリー容量2,048Wh
合計最大出力2,700W
充電方式AC充電
ソーラー充電
カーソケット
ハイブリッド充電(ソーラー・AC)
充電時間ソーラー充電 75分
AC充電 (0〜80%)85分
ポート数ACポート 4ポート
USB-C 2ポート(最大140W)
USB-C 2ポート(最大65W)
SDCポート 2ポート
USB-A 4ポート(最大24W)
機能ドローン充電
アプリ連携管理

車中泊におすすめのポータブルバッテリー

車中泊におすすめのポータブルバッテリーはその人の使い方・使う時期・車の大きさ
によって全く変わってきます。

アウトドアも車中泊で旅行を楽しむのか
釣りや登山で自宅からは離れているが朝早くから行動するために車中泊をするのか
など一言に車中泊といってもさまざまな場面で利用されることが想定されます。

そのため、自分ではどのようなスタイルで使いたいか考える必要があります。
ポータブルバッテリーはアウトドアライフを快適にするために利用するものなので、荷物として嵩張ってしまったり必要機材を充電や利用できないと困るのどのようなものを利用するのか一度、書き出してみて必要な容量のものを購入してみてはいかがでしょうか?